07どんと焼き

一月、正月明けに僕の暮らしている地区のどんと焼きがある。
普段、季節行事に疎い僕も、この火に当たると無事に過ごせそうな気がして、これだけは毎年欠かさないようにしている
日が沈んだあとの藍色の空に、大きくまっかな火柱。
火に向っているとまつげが焦げて無くなるほどに熱い、だけど背中には容赦なく北風が…。
極端な熱さと寒さを同時に感じながら、老若男女みんな必死に繭玉とよばれる餅を焼くのがまたおもしろい。
そして今年もやっぱりまつげはなくなってしまった。

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